玉置 千智
たまおき ちとし
Chitoshi Tamaoki

理論と応用
東京工業大学工学院機械系の学士を早期卒業し、現在はドイツ・シュトゥットガルト大学で航空宇宙工学の修士課程を行っている。航空工学の中でもシミュレーション技術と制御を専攻しており、理論だけでなく実際の問題に応用することを意識している。
自ら課題を見つけ遂行する能力
ロードバイクの最大の敵は空気抵抗。それを削減すべく、流体力学の知識を生かし、ブレーキワイヤーに被せる空力パーツを自ら開発。試作品まで完成させ、風洞実験によりその効果を確認した。専攻のシミュレーション技術でも流体数値計算に使われる主な3つの手法を実際に実装・使用し理解を深めている。
これまでのプロジェクト一覧
私はこれまで多くのプロジェクトに参加してきた。東工大では完全自動缶ビールサーバーの製作、そして学士論文では乱流燃焼場に主成分分析を用いてLESのための乱流燃焼モデル開発の基礎研究を行い、論文を発表した。
シュトゥットガルト大学では強化学習と古典制御を用いた飛行機の制御や機械学習を用いた水門の検出、有限体積法の実装、そして有限要素法と機械学習の融合を行った。